2022年11月8日より追加された新ガチャ「ロマンシング サガ3発売日記念 Romancing祭 ウンディーネ&ボルカノ編」で実装されたスタイルについて個人的な評価をまとめてみました。
キャラクター人選
ロマサガ3よりエレン、ウンディーネ、ボルカノ。
ウンディーネとボルカノがセットなのはわかるけど、エレンを捻じ込んできたのがいただけません。
明らかに体術エレンの失敗を挽回しようとして裏目に出ています。さすがにユリアンかトーマスにすべきだったと思います。
エレンは5か月前に出たばかり、7体目のSSスタイルです。前回は体術スタイルでしたが、微妙性能すぎてかなりの不評。あえなく斧スタイルに出戻りです。
ウンディーネは6か月半ぶりの更新。これで5体目のSSスタイル。服装がシックな感じで落ち着いており、大人の女性の魅力が増しています。
ボルカノは2年と2か月以上ぶりでかなり久しぶりです。SSスタイルは3体目になります。白マントの装いでかなりカッコイイですね。
最近はドットの使いまわしも無く、全体的に出来が良い気がします。
エレン
【周回/最果ての決戦島】適正:C
周回に適した技なし。縦SSは強いが連発は不可。
過去スタイルの技にも強力な範囲攻撃が無いので周回の引率役は厳しいでしょう。
【高難易度】適正:B
役割はアタッカーですが、攻撃属性は打か斬なので完全にリアムと被っています。
静謐の詩との相性を考えるとリアムの代わりにはなれないでしょう。
【追憶の幻闘場】適正:A
アビリティは完全に高難易度向け。火力と耐久は申し分なし。
ただサターンブレードを5回使ってBP+8になるまで最短11ターン。途中ヒールアクスを挟めばもっと遅れます。
それでも斧の幻闘キャラとしては群を抜いて強いです。
【総評】
体術スタイルで反省したせいか、かなりの高性能に仕上がっています。
毎ターンBP+8になってからは相当強いですが、準備に10ターン以上かかるのが少し厳しめ。
最近はリアムに匹敵する火力キャラを作ろうとヒートアップ重ね掛けが主流でしたが、BP+の方向に舵を切ったキャラということで可能性は感じます。
ウンディーネ
【周回/最果ての決戦島】適正:C
防御サポーターなので周回適正はありません。
【高難易度】適正:A
本体がかなり硬く、自己回復持ち。
オートで味方の防御を強化する技をうちつづけることができます。
今流行りの術パーティーでかなり使える性能と言えるでしょう。
状態異常対策が不要なら、単体回復を継承させてアポロンの代わりに使えます。
ただ今は術パーティーで冷属性攻撃は基本しないのでアビリティの2つ目があまり機能しないのが勿体ないところ。
【追憶の幻闘場】適正:A
高難易度でも使えるのでもちろん幻闘でも十分活躍はできます。
今後、水杖の術師を確保していく予定があるなら冷強化アビリティとのシナジーが合って良いですね。
【総評】
悪くは無いけど、物凄く強いというわけではありません。
最新の性能ではあるものの、高難易度におけるいわゆる術パーティーはエスパーギャルを中心とした現状でほぼ完成しており、そのうちの誰か一人を押しのけてスタメン入りするほどのパワーは残念ながら無さそう。
デバフが一切不要で、とにかく耐えきって戦うボスならば出番はありそうですが…。
冷属性の強力な術アタッカーが実装されれば、被ダメ軽減のエキスパートなのでセット起用はあり得ます。
ボルカノ
【周回/最果ての決戦島】適正:C
毎ターンBP+3なので全体Aのキロノヴァを使っただけで息切れします。
【高難易度】適正:C
適正はありません。
【追憶の幻闘場】適正:B
トリオフレイムの知力上昇が確率じゃなかったらまだ使い道はあったかもしれません。
それでもブルーの代わりにはなれませんが…。
効果大の知力低下も開幕2ターン使えるものの、以降2ターンに1回も使えないので微妙。
【総評】
ウンディーネと比べると露骨に弱くされていますね。
久しぶりのSSスタイル更新なんだからもうちょっと性能を盛っても良さそうなのに残念です。
まとめ
エレンとウンディーネはそこそこ当たり。ボルカノは明確なハズレ枠。
それにしてもここの開発は3体ガチャで必ず1体ハズレを入れなきゃ気が済まないんでしょうか。ハッキリ言ってかなりの悪手です。
さすがにエスパーガール程の性能にしろとは言いませんがせめて「これは普通に強い。欲しい」と思えるぐらいには調整すべきです。
もしかすると運悪くハズレばかり引いた人を天井まで誘う作戦なのかもしれませんが、ゴミが混ざってることによりそもそもガチャを引かないという選択を取る人がたくさんいるので効果的とは言えません。
斧幻闘のメンツが弱く、どうしても人員補充したいという人で無ければ引く必要はありません。それでも一点狙いはかなり厳しいのでおすすめはしません。