セカンドゲーマーズ

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第1回Crazy Raccoon Cup Marvel Rivals 本番結果と感想


Crazy Raccoonが主催する第1回CRカップマーベルライバルズの本番結果、および試合内容の感想をまとめてみました。

第1試合(表) チーム1[プショプショ] vs チーム2[新渋谷マベンヅァーズ]

2-1でチーム1の勝ち

チーム2はスクリムで完成したコンセプト通り、ツルギさんが荒らしてローレン&葛葉コンビで相手を破壊するという強力なセットプレーで相手を苦しめていました。

それに対してチーム1はSellyさんのウルトコピーによる脱法DPSを含めると実質3DPSになり、圧倒的な火力で制圧していました。あとはMondoさんがワンピックを取る精度が凄まじかったですね。この二人の突破力もあってかギリギリながらも2連勝して勝負を決めました。

コントロールの3マップ目は打って変わってチーム2が圧倒的で、チーム1はスクリムで感触が良かった3タンク構成を出したんですが、それでも何もできずに終わってしまいました。

 

第1試合(裏) チーム3[ぎんぷり6] vs チーム4[LEVELONE]

3-0でチーム3の勝ち

ここはとにかくチーム3のキャプテン・アメリカの荒らしが光っていましたね。かずのこさんは一貫してキャップを使い続けて相手の後衛に圧をかけ、とおこさんとむかいさんが相互ヒールしている間にくろむさんの壁で前衛を分断してうまく崩していました。対するチーム4もととみっくすさんが同じような動きをしていたんですが、3ヒーラーのせいか簡単にいなされてしまい、なかなか良い結果を残せていませんでした。

3ヒーラー構成の前ではダイブも空振り、前から落とそうとしても手厚い回復のせいでかなり難しそうでしたね。

 

第2試合(裏) チーム1[プショプショ] vs チーム3[ぎんぷり6]

2-1でチーム3の勝ち

チーム1は3タンク構成で挑みましたが、相手の3ヒーラー構成が鉄壁すぎてすぐに2DPSに戻していました。それでもキャップに荒らされヒーラーウルトを回されパニッシャーウルトに溶かされて為す術無くやられてしまいました。

堅い相手への対抗策としてチーム1は3DPSにして敵の回復量を上回る火力で倒すというゴリ押し作戦に勝機を見出しました。とくにごっちゃんのウルヴァリンがなかなか刺さっていましたね。

さすがに分が悪いと思ったのかチーム3はハルク・ネイモア・アイアンマンの構成に変えてみたものの全く歯が立たなかったので、しっくりきている3サポ構成に戻すとまた息を吹き返していました。

 

第2試合(表) チーム2[新渋谷マベンヅァーズ] vs チーム4[LEVELONE]

3-0でチーム2の勝ち

葛葉さんがムーンライト・ウルヴァリン・パニッシャー・アイアンマンとピックプールの広さを存分に生かし、相手に構成に刺さるDPSでキルを稼いでいたのが偉いですね。

あとはローレンさんのサイロックのウルトの回転率が異常でキルを量産していました。

チーム4は終始対応に追われてる感じで、明確なカウンターができずに押し負けてしまいました。

ローレンさんのサイロック対策でハルク+ネイモアで挑んだのは良かったんですが、その場合逆にもう一人のDPSである葛葉さんのアイアンマンとはかなり相性が悪いという、あちらを立てればこちらが立たず状態でした。

 

第3試合(裏) チーム1[プショプショ] vs チーム4[LEVELONE]

3-0でチーム1の勝ち

チーム1はダイブしてくる敵がいないのでMondoさんがフリーでダメージを出し続けて暴れていました。あかりんも同じくヘラで対抗していたんですが、さすがに実力的に厳しそうでしたね。

チーム4はダイブ構成に活路を見出していましたが、やはり得意な構成では無いせいか相手のバックラインを完全に抑えることはできませんでした。それでも正面から殴り合うよりは感触は良さそうでしたね。

 

第3試合(表) チーム2[新渋谷マベンヅァーズ] vs チーム3[ぎんぷり6]

2-1でチーム3の勝ち

決勝行きがかかった1戦、3サポ(アダム入り)構成がエグいぐらい刺さっていてツルギさんやローレンさんが突っ込んでもいなされてしまい思うように崩すことができませんでした。しかし葛葉さんのウルヴァリンでなんとか突破口を開けてかなり良い勝負になっていました。最終的にはウルトのタイミングミス等の細かいところでチーム2が後れを取る形に。

2マップ目は葛葉さんが自身のあったパニッシャーを出したんですが、それでも3サポ構成を崩すことができず、ウルトが強力なアイアンマンを出して起死回生を図ったんですが、グリードさんのアダムによく見られていてきつそうでしたね。

チーム3が2連勝したことで負けは確定しましたが、3マップ目はチーム2の意地が見えました。とくに葛葉さんのアイアンマンがウルトを温存せずにブッパするのが意外に効いていました。

 

決勝戦 チーム1[プショプショ] vs チーム3[ぎんぷり6]

2-0でチーム3の勝ち

チーム1はパニッシャーとムーンナイトでとにかく火力を出すという構成を試してみたんですが、相手の3ヒーラーという鉄壁構成の前に大苦戦。

いつも通り後衛がキャップに荒らされているうちにグルートの壁で分断されてワンピックされるという流れで圧倒されていました。

チーム1側のグルートは壁をはってもフリーのパニッシャーにすぐ壊されてしまい、全く機能していませんでした。

Sellyさんといえど何がダメなのか何が正解なのか答えを見つけることができず、だいぶ頭を悩ませていました。

2マップ目は3ヒーラー相手のカウンターであるアイアンマンを出してある程度戦えるようになっていたんですが、それでもキャップが邪魔すぎてヒールが全く回らず思うように戦わせてくれませんでした。

かずのこさんが死んでも死んでも味方のスキルで即復活し、こっそり相手のペイロードを数秒間止めるという超ファインプレーが秀逸でしたね。

 

3位決定戦 チーム2[新渋谷マベンヅァーズ] vs チーム4[LEVELONE]

2-0でチーム2の勝ち

チーム4がファイアトーチ・ホークアイという後ろから殴る構成で攻めてきたことを受け、ローレンさんがヘラでしっかり対応していました。

やはりワンピック取る能力が圧倒的にチーム2の方が上で、チーム4は敵に刺さる構成を模索しながら戦っていたので練度的に少し厳しそうでしたね。

それでも2マップ目はグルートを使って敵を分断しながらかなり良い勝負はできていたと思います。

 

最終結果・まとめ

1位:チーム3[ぎんぷり6]

2位:チーム1[プショプショ]

3位:チーム2[新渋谷マベンヅァーズ] 

4位:チーム4[LEVELONE]

 

チーム3の完成度がとにかく素晴らしかったですね。チーム4と同様にスクリム最終日にボコボコにされていたんですが、相手のダイブ構成への回答として3ヒーラー構成に変えて朝まで特訓していたのが功を奏しました。

リーダーであるグリードさん的には3日間練習していきたDPSの一人にロールチェンジを要求するのは忍びないから強めに提案はできなかったと思いますが、ある意味外部の人間であるアドバイザーのSasatikkさんが推奨するならまぁやってみるかという感じで話はまとまっていましたね。

かずのこさんによるキャプテン・アメリカの影響力がとにかく凄かったの一言に尽きます。ゲーム中ほぼ無言でひたすら後衛の女子供をしばく様子は狂気すら感じるほど。そして後ろに絡んだり引いたりするタイミングが抜群で、しかもヒールパックで自給自足していたのでヒーラーのお世話になる機会が少なかったのも大きかったと思います。ヒロアカのゲームで似たような立ち回りをする飯田天哉というキャラの経験も活きていたのかもしれません。

夜乃くろむさんが使うグリートの壁による分断もかなり効果的でしたね。これで相手サポートの回復が届かずワンピックを取れたシーンが何度もありました。しかもダメージもかなり出していて、グリードさんのアダムと合わせるとDPS1人分くらいの仕事はできていたので3ヒーラーでも火力は足りていましたね。

秋雪こはくさんはApexプレデターの実力がありDPSで十分活躍できていたんですが、あえてヒーラーに回すという一見勿体無さそうなロール変更もバックラインを盤石にするという意味でバチっとハマっていました。それでも慣れないサポートでかなり苦労していたと思いますが、それを感じさせないように笑って楽しそうにプレイしていました。

らっしゃーさんは構成変更により唯一のDPSになり、しかも他チームのMondoさん・ローレンさん・うるかさんというエース級の方たちと比べられて辛かったと思いますが、それでも気負うことなく堅実に自分の仕事をしていました。敵チームからするとらっしゃーさんのパニッシャーがフリーすぎて相当困っている様子でした。

ラトナ・プティさんはさすがにOWでTOP500に入る実力者で得意ロールもサポートということもあり違うゲームとはいえ完璧に役割をこなしていましたね。この手のゲームはヒーラーが超大事なので、味方も安心して後ろを任せられていたと思います。味方へのヒール量もさることながら、攻撃に転じるタイミングも完璧でしたね。

グリードさんはとにかく味方のウルト管理・指示が良かったです。ウルトのタイミングミスで一気に終わってしまうゲームなので、3ヒーラーのウルト回しをスムーズにできていたのは大きいですね。要所要所での複数蘇生はチームを何度も救っていました。あとチャージショットで敵を普通に倒しまくっていて、OWのゼニヤッタみたいな立ち回りをしていたのも印象的でした。