渋谷ハルさんが主催するV最スト6(本番29日・30日)のスクリム2日目結果、および試合内容の感想をまとめてみました。
本大会のスクリムは先鋒~大将までの2先を1周として、計2周やるようです。
チーム1 vs チーム3
【1周目 2-2】
一ノ瀬うるは(M舞) 2 - 0 橘ひなの(Mエド)
アキ・ローゼンタール(Mガイル) 0 - 2 昏昏アリア(MJP)
渡会雲雀(Cケン) 2 - 0 鬼ヶ谷テン(Cマノン)
乾伸一郎(C舞)1 - 2 天鬼ぷるる(Mジュリ)
【2周目 3-1】
一ノ瀬うるは(M舞) 2 - 1 橘ひなの(Mエド)
アキ・ローゼンタール(Mガイル) 0 - 2 昏昏アリア(MJP)
渡会雲雀(Cケン) 2 - 1 鬼ヶ谷テン(Cマノン)
乾伸一郎(C舞)2 - 0 天鬼ぷるる(Mジュリ)
チーム戦としてはチーム1の勝ち
先鋒戦はぶいすぽ対決、橘ひなのさんは舞が苦手なのか花蝶扇とラッシュを組み合わせた基本的な攻撃にだいぶ苦しめられており、エドの攻撃が噛み合わないシーンが多かったですね。しかし2周目ではももちコーチのアドバイスでだいぶ戦いやすくなり手ごたえは感じているようでした。
次鋒戦は、どっしりと遠距離戦で攻める昏昏アリアさんのJPがアキロゼさんのガイルをほぼ完封。アリアさんはあくあコーチにインパクトを返せ対空を出せと試合中に激励されていましたね。アキロゼさんは実家から飛び出しルンルン気分の前ステップで一気に距離を詰めることに光明を見出したんですが、それでもJPのシューティング攻撃の前に屈する形となりました。
副将戦は、鬼ヶ谷テンさんのマノンがギリギリまでケンを追い詰めるも、あと一歩届かない展開が続きました。渡会雲雀さんの対マノン戦はかなり仕上がっていましたね。マノン的にはやはりケンの中足ラッシュにどうにも対応が難しい感じでしたね。
大将戦は、もはやベテランの風格すらある天鬼ぷるるさん相手に、忍者シナジーで相手を翻弄する乾さんが活き活きしていました。しかしコンボ精度と読み合いに強いぷるるさんが1周目は接戦を制しました。2周目は乾さんが暴れに暴れてぷるるさんがもはやお手上げ状態になっていました。
チーム2 vs チーム4
【1周目 1-3】
兎咲ミミ(Mラシード) 0 - 2 ラプラス・ダークネス(M舞)
とおこ(M春麗) 1 - 2 因幡はねる(Mブランカ)
柊ツルギ(Mケン) 2 - 1 叶(Cキャミィ)
千羽黒乃(Mリリー) 1 - 2 律可(Cルーク)
【2周目 2-2】
兎咲ミミ(Mラシード) 0 - 2 ラプラス・ダークネス(M舞)
とおこ(M春麗) 1 - 2 因幡はねる(Mブランカ)
柊ツルギ(Mケン) 2 - 0 叶(Cキャミィ)
千羽黒乃(Mリリー) 2 - 1 律可(Cルーク)
チーム戦としてはチーム4の勝ち
先鋒戦は、兎咲ミミさんのラシードがまだまだ発展途上なため舞に好き放題されてしまいましたが、2周目ではラウンドを1本取り返すぐらいにはリアルタイムで成長していました。ラプラスさんはちゃんとラシード対策をしていた動きでしたね。
次鋒戦は毎戦ラウンドを取り合うほどの接戦で実力は完全に五分といった感じでした。
奇抜な動きでかき乱すブランカに対して基本に忠実な動きで相手を捌く春麗というわかりやすい構図でしたね。
副将戦も実力はかなり拮抗していましたが、2周目ではツルギさんの圧と勢いがさらに増し、叶さんは厳しい戦いを強いられていました。ツルギさんの安定感にコーチ陣も感心していましたね。
大将戦は、風を溜めたいリリーに対して素早い弾速のサウンドブラストが牽制としてかなり機能しており、突進技にもDリバでしっかりと対策していて律可さんがかなり優勢でした。ところが2周目では千羽師匠の対空精度に律可さんチーム一同、面を喰らっていましたね。
チーム5 vs チーム7
【1周目 2-2】
白那しずく(Mキンバリー) 1 - 2 花芽すみれ(M舞)
常闇トワ(Mエド) 0 - 2 叢雲カゲツ(Mブランカ)
伊波ライ(Cケン) 2 - 1 奈羅花(C舞)
アルランディス(Cガイル) 2 - 0 蝶屋はなび(Mマリーザ)
【2周目 1-3】
白那しずく(Mキンバリー) 0 - 2 花芽すみれ(M舞)
常闇トワ(Mエド) 0 - 2 叢雲カゲツ(Mブランカ)
伊波ライ(Cケン) 2 - 1 奈羅花(C舞)
アルランディス(Cガイル) 0 - 2 蝶屋はなび(Mマリーザ)
チーム戦としてはチーム7の勝ち
先鋒戦は、キレのあるキンバリーの攻めに一方的に荒らされる場面もありましたが、花芽すみれさんは1本取られてからは落ち着いて対処していましたね。2周目は立川選手のアドバイスでキンバリーが肘落としを多用して相手を困惑させることに成功していましたが勝ち切るには至りませんでした。
次鋒戦は、トラブルで一瞬棒立ちになった叢雲カゲツさんの様子をみて手を出さずに待っていた常闇トワさんにスポーツマンシップを感じる場面がありましたね。じっくり待ちに徹するブランカにエド側はちょっと戦いにくそうにしていました。コーチ高木さん直伝のブランカSA2コンボが決まった時のカゲツさんは凄く嬉しそうでした。
副将戦はにじさんじ対決であり、スト6初期からプレイしている二人の対決。安定感のある伊波さんの堅いケンにチームメイトも脱帽していました。一方、奈羅花さんも差し合いにの強さや読みの鋭さで相手をかなり苦しめ、2周目では直前のコーチングにより動きを一気に変えてケンをだいぶ困らせていました。
大将戦は、ひぐち村長を彷彿とさせるアルランディスさんの渋い立ち回りに蝶屋はなびさんが攻めあぐねていましたが、マリーザの一瞬の爆発力であと少しのところまで追い詰めていました。2周目ではなぜか好きな食べ物をチームメイトと一緒に叫びながら戦っていたはなびさんが普通に勝っていました。
チーム6 vs チーム8
【1周目 1-3】
紡木こかげ(Mディージェイ) 1 - 2 小柳ロウ(C豪鬼)
白雪レイド(M舞) 2 - 0 不破湊(Cリュウ)
赤見かるび(Mマリーザ) 0 - 2 イブラヒム(Cジュリ)
如月れん(CJP) 1 - 2 葛葉(C豪鬼)
【2周目 2-2(3)】
紡木こかげ(Mディージェイ) 2 - 1 小柳ロウ(C豪鬼)
白雪レイド(M舞) 2 - 1 不破湊(Cリュウ)
赤見かるび(Mマリーザ) 1 - 2 イブラヒム(Cジュリ)
如月れん(CJP) 0 - 2(3) 葛葉(C豪鬼)
チーム戦としてはチーム8の勝ち
先鋒戦はお互いのミスが少し目立つ試合でしたが、葛葉さんのチームは仲間がコンボミスをしたりすると煽ったりするぐらいの仲の良さのせいでロウさんは普通に心を乱されていましたね。紡木こかげさんのディージェイは弾と対空を有効に使うガイルのような渋い立ち回りが印象的でした。
次鋒戦は、10日でMASTERにいったレイドさんが実力を見せつけていました。不破さん側はスクリムで本気を出すか悩みながらも2戦目では全力で挑んだものの逆に空回ってしまいました。2周目では花蝶扇になんとか対応したリュウが攻めに転じることはできましたが、地力の差を埋めるには至りませんでした。
副将戦は、最初はマリーザに気圧されていたイブラヒムさんでしたが、すぐに流れを取り戻してあっという間に2連勝。2周目は勝負強さに定評のあるかるびさんも意地を見せて1本取り返すことはできましたが、よっさん選手にみっちりコーチングを受けたイブラヒムさんには敵いませんでした。
大将戦は、MR的には1・2番手のビッグマッチで対戦経験が何度もある2人。さすがに手練れである如月れんさんのJP相手には葛葉さんも圧勝とまではいきませんでしたが、ほぼ快勝といえる内容でした。JP側に特にミスが無いのに負けているようなのでコーチのフェンリっちさんも対策のアドバイスが難しそうでしたね。葛葉さんは前日と同様に2-2からの大将戦BO1でまたしても勝利。
まとめ
2日目では引き分けがなく、初日に勝ったチーム3とチーム6が負けるという波乱の展開に。
当たり前ですがやはり大将が強いチームが強いという印象ですね。そういった意味では頭一つ抜けている葛葉さんチームが優勝候補になるでしょうか。
チーム1:1勝0敗1分
チーム2:0勝1敗1分
チーム3:1勝1敗0分
チーム4:1勝1敗0分
チーム5:0勝2敗0分
チーム6:1勝1敗0分
チーム7:1勝0敗1分
チーム8:1勝0敗1分