1995年発売のSFC用ゲーム「タクティクスオウガ」、1997年発売のPS用ゲーム「ファイナルファンタジータクティクス」、この2つをリアルタイムでプレイしていたので『鈴蘭の剣』というゲームはかなり前から気になっていました。
長々と語るのもアレなので、結論から言うと
タクティクスオウガ・ファイナルファンタジータクティクスが好きだからと言って手放しで楽しめるものではない
といった感じです。
このゲームを評価している人はだいたいが「タクティカルRPG好きにはオススメ!」みたいな感じですが、私はそうとは思いません。
たしかにグラフィックや音楽、至るところにリスペクトが感じられるし実際やっていてそこそこ面白いなとは思います。
でもなんか違うんですよね。やはりソシャゲ化してしまっているのが要因だとは思いますが、全然ストーリーが頭に入ってこない。
育成も渋いし理不尽な敵の強さにいら立つこともしばしば。
ギミックがめんどうだったり不死身の敵がウザかったり、極めつけはオート戦闘のAIがアホすぎるせいでどんなに強くても手動でやらされる場面があるのがクソすぎます。
そして私が一番萎えている要素は、「代行」と呼ばれているスキップ機能。
スキップ機能自体は実にありがたいんですが、これに制限がかかっていて必要なアイテムが無い場合は育成済みのキャラクターが数体必要、それも無い場合は数時間待たなくてはいけません。
ユーザーに一定のストレスを与えるというのはソシャゲの定番だけど、これはもう嫌がらせにしか感じません。
あとはスタミナを消費しない一人用のモードがあって数十時間も遊べるんですが、これって果たして必要だったんでしょうか。こういうのってCSでやればいいしソシャゲに求められているものとは少し違う気がするんです。
しかもこれを進めると石が貰えるからやりたくなくてもやらなくちゃいけないのも辛いところ。
実は今新イベントで、それを絶賛やらされている最中です。
正直、プレイしててもすぐ眠くなってしまい1時間以上はもちません…。
とまあネガティブ意見ばかりですが、個人的に良いなと思う点もあります。
それは賛否両論な部分なんですがアークナイツと同じく本国が先行しているおかげで実装予定のキャラの評価がある程度固まっていること。
つまりは弱いキャラを引かなくて済むという点ですね。
見た目で引くこともありますが、だいたいは性能で決めることが多いのでこれはかなり助かります。
ぶっちゃけそれのおかげで石を貯められているし、石があるからこそ惰性で続けられています。
でも10月からディズニーのドットRPGが始まるので、それの出来次第ではほぼ引退状態になるかもしれません。
さすがに現時点で7本掛け持ちなので、日課だけでもだいぶ時間がかかってます。
いやもしかすると一番最初に始めたロマサガRSを切る可能性も。あのゲームはそろそろ限界かもしれません…。