2021年12月21日より追加された新ガチャ「3周年記念はじまりの扉へ Romancing祭 最終皇帝(女)編」について個人的な評価をまとめてみました。
キャラクター人選
クリスマスコスプレの最終皇帝(女)、ボクオーン、ノエルというRS2ガチャになっています。
最終皇帝(女)は季節物として3体目、トータル5体目の人気キャラですね。
一応約1年ぶりの登場なので早すぎるというわけではありませんが、他の七英雄に席を譲ってほしかった気もします。
でも、ここの最終皇帝(女)の代わりにダンターグかクジンシーだと華が無さすぎてガチャが回らない恐れがあるので英断と言えなくもありません。
ボクオーンはなんと2019年に初実装されて以来、超久しぶりの再登場。
七英雄の格差も徐々に無くなっていくかもしれません。そして貴重な棍棒枠。
ノエルは何だかんだで4体目。武器は大剣ということで、まだ体術スタイルは温存している模様。それならダンターグかクジンシーで良かったのでは?と思っちゃいました。
あるいは追憶の幻闘場向けに層の薄い武器種のキャラにすべきだったのでは…。
最終皇帝(女)
【見た目】
ミニスカサンタと見せかけてクリスマス仕様のゴージャスな衣装でした。
大きなリボンを着けているせいかとても若々しく見えますね。(そもそもいくつ?)
ドット絵は少しごちゃついてますがドレスがちゃんと表現されていて良いですね。
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【技】
1.聖月(BP2~3)
全体攻撃&全体回復(効果極小)
2.皇帝の一振り(BP10~13)
横一列攻撃&自分に攻撃強化と防御強化(効果小3ターン)
3.聖樹月華(BP12~15)
全体ファスト&味方に防御強化(効果小3ターン)
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【アビリティ】
1.闘練集中Ⅱ
Weak攻撃時、与ダメージ上昇(効果特大)と初期BP+2
2.錬気昂進Ⅱ
攻撃命中時BP+2
3.テンションアップⅥ
攻撃の与ダメージ上昇(効果極大)
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【特徴】
BP2でLP消費無し全体回復が使えるのが特徴。回復量は微量ですが毎ターン撃ち続けてもBPが3ずつ溜まっていくので強力です。
強力な横範囲攻撃で攻撃と防御も強化できます。
直近の周回ではギュスターヴやダークの縦接待が記憶に新しいと思いますが、横範囲もそのうち輝くかも?
全体ファスト+味方の防御強化という大技は周回と高難易度どちらでも活躍しそうです。
【所感】
高難易度用なら「月光」を継承するのが無難です。スイカカットも無くは無いですが。
攻撃命中時にBP2増えるので、聖樹月華→通常→通常→聖樹月華のループができて、これなら防御強化が途切れません。
2ターン目あるいは3ターン目に月光を1回使うと4ターン目はBP11なので聖樹月華はうてません。
同様に、2ターン目と3ターン目に聖月を連続で使わされると、4ターン目にBP11なので聖樹月華はうてません。
というわけで聖月1回だけなら4ターン目に聖樹月華が使えます。
ちなみに技1「聖月」は陽属性のみなので注意。斬+埋めの錬成武器では威力が落ちます。
個人的には技2「皇帝の一振り」は要らなかったかなと思います。
今の高難易度バトルのトレンドは耐久パーティーなので、技2で自身の攻防強化よりも、技3で味方生存率を上げる方が優先度が高いです。
横接待周回が来たとしても他のキャラでいいし、もっと高難易度特化のデバフ技などの方が使い勝手がいいです。
技3「聖樹月華」も高難易度用なら全体ではなく単体、その代わり必要BPを下げるか防御強化(中)とかにして欲しかったですね。周回性能も考えて全体になってしまった感があります。(最近は幻闘場リアルクイーンなどで高難易度でも全体技が活躍する場も増えましたが…)
アビリティ1「闘練集中Ⅱ」は完全に周回向けですね。1Round目に全体ファストをうてるようにBP+2、テンⅥだけだと火力が心もとないのでダメ上昇を一緒に付けた感じ。
1Round目の全体ファスト運用は諦めて、高難易度向けに初期BP+2の代わりにダメージ軽減とかの方が喜ぶ人が多かったのではないでしょうか。
やはり人気キャラということもあり高難易度も周回もどっちも使えまっせ的な性能に落ち着いているため若干惜しいですね。それでも総合的にかなり高性能なので引く価値はあります。
ノエル
【見た目】
クリスマスコスというよりかは貴族のようなゴージャス感が出ている感じ。
右のドットが持っているのは武器ではなくシャンパンの入ったグラスのようです。
イラストもドット絵も、今までのノエルで一番好きかもしれません。
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【技】
1.横断(BP3~4)
横一列攻撃
2.宙舞斬(BP6~8)
単体攻撃&追撃(単体攻撃)
3.宵闇乱閃(BP10~13)
横一列攻撃&自分に攻撃強化と防御強化(効果小3ターン)
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【アビリティ】
1.不撓不屈
攻撃の与ダメージ上昇(効果中)と致命ダメージ時HP50%で耐える
2.錬気再生Ⅲ
一定確率(確率中)でターン終了時回復(効果小)とBP+3
3.プロテクトハイテンション
攻撃の与ダメージ上昇(効果特大)と被ダメージ軽減(効果特大)
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【特徴】
横範囲特化+耐久特化という面白い性能。
高難易度では1個前のスタイルから「残心」を継承して、カウンターもできる盾役として機能しそうです。
あとは注意点として、技2「宙舞斬」の追撃である「旋仁脚」は打属性のみの攻撃なので、斬+埋めの錬成武器では威力が落ちます。
周回では横接待が来たとき、Round1で技3、Round2で技1で完璧。
【所感】
追憶の幻闘場における大剣パーティーなら「残心」継承でカウンター型タンクになれるので、20未クリアなら活躍できると思います。
ただし、「残心」は攻撃後に回避カウンター状態に移行するけど技自体がファストではないので注意。素早さ補正87%という絶妙なラインなので、超高難易度ボス相手には先制される可能性があります。
あとは、うまい具合に「錬気再生Ⅲ」がポンポン発動するならかなり強いんですけどね。
それにしても技2「宙舞斬」がせっかくの確定追撃技なんだから、アビリティ2をターン終了時ではなく攻撃命中時にして欲しかったですね。
周回性能は横接待が来るかどうかにかかっています。「月影」を継承してRound2に使うだけなら前のスタイルで十分です。
ボクオーン
【見た目】
思った以上にサンタ感が出ちゃいました。
動物も操れるということなので、トナカイの人形ではなく本物のトナカイを従えているようです。
さすがにドット絵がデカイですが、かなり奇麗にまとまっている気がします。
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【技】
1.ミラージュヒット(BP4~5)
全体攻撃&器用さ低下(効果小)
2.ポイズンギフト(BP5~7)
全体攻撃&毒付与(確率中/効果4ターン)
3.ミゼラブルウィッシュ(BP8~11)
全体攻撃&器用さ低下(効果中)
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【アビリティ】
1.痺れ毒の蚕食
攻撃命中時、マヒと毒付与(確率中/効果4ターン)
2.能力弱体Ⅳ
攻撃命中時、器用さ低下(確率中/効果特大)
3.潜伏
味方全員生存時、攻撃回避(確率特大)
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【特徴】
全ての技が全体攻撃。そしてマヒと毒と器用さデバフができる強力ジャマーです。
腕力よりも知力の補正値の方が高いので状態異常成功率も保証付き。
今は錬成武器のおかげで攻撃アビリティが無くてもそこそこダメージが出る時代になりましたし、素早さがそこまで低いというわけではないので周回でも使えなくもないです。
そして潜伏という面白いアビリティ。高難易度では基本全員生存状態を維持しつつ戦うわけですから、そういった意味でほぼ常時50%近く回避というのはかなり強力。
【所感】
とにかく追憶の幻闘場リアルクイーンで大活躍するでしょう。
棍棒スタイルで唯一マヒができますし、器用さを下げれば技の命中率や不意に飛んでくる強力な突攻撃のダメージを下げることができます。
なにせ棍棒使いは基本突が弱点ですから。(ファストの弱体破り使ってくるのでそこまで機能しないけど)
2匹のタームを処理する上で全体攻撃はかなり便利なので、まさに棍棒パーティーでリアルクイーン討伐のために実装されたといっても過言では無いでしょう。
そうは言いつつもマヒについてはアビリティなので過信は禁物。技と違って確率中のマヒ判定に入らなければそもそもマヒしません。つまり運ゲーです。
残念ながら他の高難易度バトルでは今の所は大活躍の機会があまり無さそうですが、棍棒スタイルで唯一毒を付与できるスタイルなので毒ギミックが必要なボスが今後登場すれば活躍できるし、器用さ下げ名人でもあるので刺さるとこには刺さる性能になっています。
まとめ
最終皇帝(女)は人気キャラなので実装周期的に1年後ぐらいに更新される可能性があり、そこに「聖月」を継承したいなら引いておきましょう。
ボクオーンは次のSS更新がいつになるかわかりませんが、このスタイルでも状態異常&デバフができて硬さも兼ね備えているので棍棒枠の一人としてしばらくは外せないでしょう。
ノエルは全ての武器種でトップクラスの盾役というほどではありませんが、追憶の幻闘場で大剣パーティーの層が薄いならオススメです。
というわけで高難易度向けにどれも確保しておきたいスタイル。
螺旋回廊の高階層向けには厳しいけど追憶の幻闘場では輝くメンツだと思います。
追憶の幻闘場の「大剣」と「棍棒」ともに20クリア済みなら3キャラとも確保必須というほどではありませんが、石にある程度余裕があるなら引いて損は無いと思います。