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【雑記】ソシャゲのアイテム課金とうまく付き合っていく方法


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皆さんはどのくらいソシャゲに課金しているだろうか?

ソシャゲユーザーのほとんどは無課金者で、一部の微課金者、ごくわずかな重課金者で構成されているらしい。

最近はガチャに抵抗のある人も少なくなってきて、純粋にゲームが好きならお布施代わりに課金する人もいるようだ。

 

今回は、ソシャゲにおけるゲーム内課金に対して健全に付き合っていく方法について考えてみた。

 

月数万は重課金なのか

まあ、重いか軽いかなんてのは人の価値観次第というか収入次第というか、とにかく三者三様であることは確かだ。

ただ数万円という金額を冷静に考えると、コンシューマのゲームソフトを一体何本買えるのだろうかと考えたくなる。

スマホゲームしかやらない!という人も少なくないとは思うが、ここは一旦色んなハードでゲームを嗜むゲーマー視点で話をさせて欲しい。

 

月数万というお金をソシャゲではなく他の買い切りのゲームに回していた場合、コストパフォーマンスはどちらに軍配が上がるだろうか。

ここで言うコスト(費用)に対してのパフォーマンスについては、遊ぶ時間&ゲームのクオリティと考えていただきたい。

 

パフォーマンス(遊ぶ時間)

昨今のソシャゲではスタミナ制を導入しているものが多く、実のところ一日あたりのプレイ時間がそこまで多くはならないケースがある。

遊ぶ時間に制限があるゲームというのも妙な話ではあるが、もはやユーザーは慣れてしまっているというか、スタミナを課金で解消させるシステムになっている以上仕方の無いものだと納得しているのだろう。

今にして思うと、少ししか遊ぶ時間が無いけど課金するユーザーと遊ぶ時間はたくさんあるけど課金しないユーザーのコンテンツ消費速度が、スタミナ制によって絶妙にバランスが取れているのが凄いなと改めて感心させられてしまう。

 

そもそものゲームボリュームについて考えてみよう。

いわゆるRPGというジャンルであればメインはストーリーだ。

しかしながらソシャゲにおいてはリリース時点で用意されているストーリーは数週間~1ヶ月もあれば消化しきれるボリュームだったりする。

あとはアップデートで随時追加していくので他のコンテンツを楽しんでねというスタンスだ。

  

一方、コンシューマゲームならどうだろう。数万円あればもはや月に何本でも買える。

ゲームのボリュームにもよるだろうが、オフラインのソロゲーでも2本もあれば1ヶ月は余裕で持つと思うしDL版でなければゲームショップに売るという手段すらある。

オンラインでの協力・対戦型のゲームなら1本で数ヶ月遊べるものもあるだろう。

もちろん最近はDLCという形で有料で追加コンテンツを用意している作品も増えているが、それでも本体価格と比べれば良心的な値段であることは言うまでもない。

 

パフォーマンス(クオリティ)

スマートフォン向けのゲームだからといってもはや侮ることはできない。

心揺さぶられるサウンド・美麗なグラフィック・重厚なストーリーが揃っているタイトルも確かにある。

名作RPGの新作をスマホゲームでリリースしている場合はなおさらだ。

しかしそれでも、ソシャゲに関してはゲームの面白さを評価するのが少し難しい。

 

一握りの良タイトルを除き、量産型ソシャゲRPGはストーリーがいまいち頭に入ってこないものが多い。

かく言う私も、ソシャゲはソシャゲとして楽しむものだと思っているため、ストーリーはスキップしてしまいがちだ。

キャラを育てて新しいクエストに挑むこと自体が第一目的となっている節がある。

 

アイテム課金制のゲームはまず課金してもらうことが前提であるため、ガチャ販促用の強ボスが用意されたりする。ストーリーの難易度がどんどん上がり、強キャラを所持していないと進むのが厳しいというゲームすらある。

ソシャゲをキャラ推しゲーと考えているユーザーならストーリーの面白さよりもキャラクターの可愛さの方を重要視するだろう。

以上の点からゲームそのものの面白みが、やはりコンシューマのゲームよりもどうしても薄くなってしまう。

 

結局コスパを考えたら負け

前述のコストパフォーマンスについてはソシャゲを日常的に遊んでいてそこそこ課金している人にとっては承知の上なのだろう。

私もちょっとぐらいは課金するが、課金しなければよかったと後悔するような金額を使うことはない。

無料で遊べるゲームもたくさんあるこのご時勢、ひとつのゲームに何万円も払えるのはそれだけ夢中になっている証拠であり、羨ましさを感じるところでもある。

それでも、自分の判断で課金をしているのだから誰が悪いわけでも何か問題があるわけでもないが、一度冷静に考えてみることも必要なのではないかと提案したい。

  

 ソシャゲが生活の一部ならそれはもう生活費

生活費を削ってまでソシャゲに課金するやつはバカだのなんだの、それはもう当たり前のことを当たり前に声高に訴える人もいる。

お金に余裕のない人が生活費を削ってまでゲームにつぎ込むのは確かに頭の悪いことなのかもしれない。

でも、たぶん本人はわかってるはず。少しおかしいことくらい。

 

それでも止められないのは、それだけソシャゲに対する熱量が凄いということに他ならない。ソシャゲの期間限定イベントのために睡眠時間を削ったり、本当の友達のようにゲーム内フレンドと交流したり。

もはやソシャゲが生活の一部になっているレベルなら、逆転の発想でいっそのことソシャゲ課金代を生活費と割り切ってしまえばいいのだ。

 

わかりやすく言うと電気代・水道代・ガス代・課金代みたいなもんだ。

1人暮らしをしている人ならそれぞれ月に3000~4000円ぐらい払っているでしょう。それと同じと考えて同じぐらいのお金を払えば微課金で済む。

先月のガス代が1万超えたら、あっやばい使いすぎたから今月はちょっと控えようと思うに違いない。まさにそれ。

生活費と考えると、不思議と使いすぎによる警戒心が増すのだ。

 

3000円なんてガチャ10連やって終わりじゃん!という重課金者の声が聞こえてきそうだが、ぶっちゃけ数万払ったって出ないもんは出ない。(天井が設けられているガチャは別だが・・・)

新キャラが出る度に当たるまでガチャを回し、新コンテンツは即クリアして、PvPではランカーにならないと気が済まない人もいるのかもしれない。

でも、最前線に居続けることは相当にしんどい。それはもうゲームでは無く、いくらお金を払ったかという数値を競うだけの課金アプリになってしまう。もしあなたが課金者である前にひとりのゲーマーであるなら、自分はゲームをプレイしているんだという認識を持って、純粋にそして健全に遊んで欲しいと思う。